私は長い間、「人からどう思われるか」を気にしながら生きてきました。

大手小売業に就職したものの、ただ“求められる役割”をこなす日々に違和感を抱くようになり、その後、障がい者の就労支援に携わる仕事に転職。支援を通じて、「その人本来の強みを活かすことで、自信を取り戻し、生き生きと働ける」という瞬間を何度も目の当たりにしました。

この経験は私自身の価値観を大きく変え、「 人は本来の自分を活かしてこそ、力を発揮できる」ことを確信しました。

しかし、一方で「本当に自分のやりたいことは何だろう」と自問する時間も増えていきました。スタッフの強みを活かしたマネジメントを実践し、離職者ゼロのチームをつくることができたものの、私自身が「自分の強みを最大限に活かせているのか？」という疑問を持つようになったのです。 そんなとき、ストレングスファインダーに出会いました。強みを活かした生き方を深く学ぶうちに、 もっと多くの人が、無理に自分を押し殺すことなく、自分の軸をもって自分らしく生きられる世界をつくりたい」 という想いが明確になりました。

そして今、私はストレングスコーチとして、40代50代の人生の折り返し地点に立ち「このままでいいのか？」と悩む人たちが、本来の自分を取り戻し、表面的な「成功」や「役割」を追い求めるのではなく、その人が本当に大切にしたい価値観や強みを活かして、人生の後半をもっと充実したものにするためのサポートしています。

人生の後半に差し掛かった今だからこそ、本当に自分がやりたいことを見つけ、そこにエネルギーを注ぐべきです。もちろん、変化には怖さも伴います。「今さら変えられるのか？」「家族や周りに迷惑をかけるのでは？」そんな不安を抱えたまま、一歩を踏み出せずにいる人も多いでしょう。

でも、自分の強みを知り、それを活かして生きることで、自信を取り戻し、自分の人生にワクワクできる日々は、本当に素晴らしいことです。かつての私自身がそうだったように、「本当は違う道を進みたいのに、惰性で今の道を歩み続ける人」を減らしたい、そう思い、一つでも力になれればと、この公式LINEを立ち上げることにしました。